後悔しないフライパン選び!主婦がおすすめするフライパンの種類
2019/04/15
shimo19
2016/02/19 更新
テフロン加工のフライパンは、食材が焦げ付きにくかったり汚れも落ちやすいため、使っているご家庭も多いのではないでしょうか?そんな便利なテフロン加工のフライパンですが、実は使い方を間違えると、人体に悪影響を及ぼす可能性があることをご存知ですか?
テフロンとは、フッ素樹脂の商品名です。米国デュポン社で開発製造され、その後は万能樹脂としての特性を発揮しています。テフロン加工フライパンはフッ素樹脂コーティングを施しており、食材が焦げ付きにくく、さらに汚れが落ちやすいのでお手入れが簡単です。そのため、テフロン加工のフライパンは人気があるのです。
また、テフロン加工のフライパンでは低温での調理も可能で、油も少量の使用で済みます。その一方で、フッ素樹脂コーティングが傷つきやすいため、金属ヘラや金タワシが使えなかったりします。安易に金属ヘラや金タワシを使えば、あっという間にテフロンが剥げてしまい、すぐに焦げ付くフライパンになってしまうのです。
テフロン加工を施したフライパンは、人体にとって有害なものが発生するとの噂も耳にしますが、どうなのでしょうか?一般的にテフロン加工のフライパンは、焦げ付きにくく汚れも落ちやすいこともあり人気を集めているフライパンなのですが、その一方で良く無い噂・・・。その噂は本当なのでしょうか?
実際にテフロンのフライパンを調べてみると、「本当に有害物質が発生する」ようです。案外有名な話みたいですが、まだまだ知らない人の方が多いのでしょうか?テフロンのフライパンの人気には、根強いものがあります。テフロン加工のフライパンは、普通に使うには問題ないようですが、「空焚き」(食材を入れないまま火にかける)をしてしまうと、本当に有毒ガスが発生してしまうようです。神奈川県が実際に「フッ素樹脂加工(テフロン加工)したフライパン」の危険性を確認しているようです。
神奈川県の調査によると、カセットコンロにてフライパンを加熱すると、5分で370℃に達し、フッ素樹脂塗膜(テフロン加工)は 400℃を超えると熱分解が起こったそうです。その後、テフロン加工のフライパンの空焚きによって、423℃でガスの発生したとの事!ガスの発生は目では確認できないため、一般のご家庭でテフロン加工のフライパンを使用しているときにその有毒ガスが発生していたとしても、全く気が付かないんですね。ちなみに発生した有毒ガスは以下の5種類となります。
ガスの性質は無色、無臭です。人体への影響は、呼吸困難があります。
ガスの性質は、こちらも無色、無臭です。人体への影響として、めまい、窒息があります。
ガスの性質は、無色で微石油臭がします。 人体への影響は眠気やめまいがあります。
ガスの性質は、無色で微芳香臭がします。人体への影響は吐気や頭痛です。
ガスの性質は、無色、無臭です。人体への影響は眠気やめまいです。
これらの結果をもとに私たち消費者が注意することは、まずテフロン加工のフライパンは空焚きをしないように気をつける事、水分を飛ばすためなどの空焚きも、なるべくなら慎む事、テフロン加工のフライパンが空焚き状態となってしまっていたら、気づいた時点ですぐに火を止めて窓をあけ、空気を入れ替える事、さらには体に異常を感じた場合は、医師に相談する事です。
テフロン加工されたフライパンは、確かに食材が焦げ付きにくく汚れも落としやすいのですが、それも使い始めの数年間に限りますよね。長年使い続けていくうちに、フライパンに傷が付き、テフロンが剥げてきます。そうなると簡単に食材が焦げ付いてしまいますし、汚れも落としにくくなってきます。そうなのです。テフロン加工のフライパンは消耗品なのです。
テフロン加工のフライパンの有毒ガスについては、上記でご説明しましたよね。では、はがれたテフロンはどこへいったのでしょう?考えればすぐにわかりますよね。そうです、私たちの体内に取り込まれているのです。長年使っていくうちに剥がれ落ちてくるテフロン加工。その有毒ガスをも発生させるテフロンを、微量ずつではありますが、日々の食事で体内に取り込んでいるのです!そう考えると、テフロン加工のフライパンはかなり怖いですよね。
いかがでしたか?フッ素加工(テフロン加工)のフライパンで有害物質が発生するという噂は、科学的根拠のある事実でしたね。食材が焦げ付かないフライパンと言えば、有害物質が発生するフッ素加工(テフロン加工)のフライパンではなく、今後はセラミックフライパンが主流になってくるかもしれませんね。
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