いつも散らかっちゃう!冷蔵庫をスッキリ綺麗に掃除・整頓するコツ
2016/02/25
裕子です
2016/04/26 更新
自国の農産物が潤沢にあるフランス。質の良い塩も、有名な産物の一つです。フランス産の塩は日本でもさまざまな種類が手に入れられるようになり、中にはブランド塩などと呼ばれる人気のものもあります。今回は普段使える塩を厳選。料理の味をワンランクアップさせてくれますよ!
フランス語でfleur de sel(フルール・ド・セル)、直訳すると“塩の花”。
フルール・ド・セルとは海水が蒸発して塩になるとき、最初に表面に浮き上がった一番塩のこと。 塩の中でも、純粋な塩化ナトリウムに近い天然海塩です。
フランスではこのフルール・ド・セルの生産が盛んで、
・ブルターニュ地方のゲランド
・ゲランドの南に位置するイル・ド・レ(レ島)
・プロヴァンス地方のカマルグ
が3大産地として、世界的にも有名です。
フランスのフルール・ド・セル
雪のように白く、クリスタルの形状で細かい。微妙に感じるすみれ色が特徴です。
フランスのフルール・ド・セルはミネラル成分を多く含むため、甘み、苦味、コクがあり、海の香りがすると言われます。
料理の最後にひとふりするだけでワンランク上の味わいにしてくれる、フランスの3大産地のフルール・ド・セルを紹介します。
フランス・ゲランド産の塩(粗塩)を独自の製法によって顆粒状にしました。
細かく、溶けやすいので魚・肉・野菜を使った料理などにぴったり。天ぷら、フライなどのつけ塩にもおすすめです。
ゲランドの塩 500g
フランスの一流のシェフに愛用されている、ゲランド産のフルール・ド・セル。
塩田の水面に浮かぶ小さな白い結晶を、手作業で花びらを摘むように収穫した希少な塩です。
水分を含んでしっとりしていて、まろやかな塩味の後に、ほんのり甘みが広がります。
ゲランドの塩「海の果実」125g
フランス・ゲランドのフルール・ド・セルは、天候条件が揃った時のみに作られます。そのため、収穫量は少量で貴重な産物となっています。
このフルール・ド・セルは料理の仕上げに軽くふりかけるのがおすすめ。
ステーキ、サラダ、目玉焼きなどにふりかけると驚くほど味が変わります。
フルール・ド・セル ゲランド 125g
フランス大西洋岸イル・ド・レ(レ島)の天然海塩。
12世紀初頭から受け継がれた、歴史ある自然製法で塩造りを行っています。
イル・ド・レの太陽と風が組み合わせってこそ、高級で繊細な味わいのフルール・ド・セルが生まれます。
フルール・ド・セル 200g
フランス・カマルグでの塩作りも歴史が古く、古代ローマ時代から良質な塩の開発がされてきたそうです。
カマルグ産のフルール・ド・セルは、水と土壌の性質の良さから、精製していないにもかかわらず美しい白色。
その中でも、最初に塩田の表面に現れるぺルルドセル(塩の真珠)は高級品で、繊細な結晶で肉料理からサラダまで、オールマイティーに使えます。
ペルルドセル 125g
岩塩は“海水の化石”と言われ、地球の地層の中に存在する岩塩層(何万年もかけて昔の海水から作られたもの)から採取された自然塩です。
世界では岩塩が主流ですが、フランスでは「岩塩より海の塩」と言われるため、ゲランドの塩のような海塩がポピュラーです。
でも、肉などを柔らかく仕上げたい時などは、海塩より岩塩を使う方がベター。岩塩はシンプルな塩味ですから、こってりした重めの味の料理に合います。
岩塩
色は無色か白色に近い淡い色が一般的です。
フランス北東部のロレーヌ地方では、昔から塩の生産が続けられている場所。
その代表的な塩であるロレーヌ 岩塩は、天然の岩塩鉱に水を注入し、濃い塩水にした後、もう一度釜で煮詰めて、再結晶させたこだわりの岩塩です。
すっきりした旨味があり、まろやかで味わい深いサラサラの顆粒タイプ。
特に、肉料理、卵料理、野菜炒めなどの味付けに適しています。
岩塩 250g
ハーブ塩は細かく刻んだハーブと塩を混ぜただけのものですが、どんな食材にも合う万能調味料です。
フランス産のハーブ塩もさまざまあり、シンプルな野菜のソテーもハーブ塩をひとふりするだけで、味に深みを与えてくれますよ。
ハーブ塩には臭い消しの効果もあり、肉料理や魚介類の生臭さを消して、食欲をそそる香ばしさを加えます。
セル マリンハーブ 85g
フランス・ゲランド産の塩に、パセリ、バジル、ローズマリー、タイム、ローリエ、エストラゴンのオーガニックハーブを加えました。
ハーブソルト(ハーブ塩) Herbamare ハーバマーレ A.Vogel社 250g
フランスのBIO(有機栽培、オーガニック)ハーブ塩。
カマルグ産の塩に海藻ケルプと12種類の野菜&ハーブがブレンドされています。
ハーブ塩を肉料理に
ビーフ、ポーク、チキン、ラムなどどんな肉にも合い、フランス料理のエッセンスが加わります。
世界3大珍味の一つであるトリュフをフリーズドライし、海塩と合わせた「トリュフ塩」は、少しかけるだけで贅沢気分が味わえると話題が続いています。
手軽にフランス料理にしてしまうトリュフ塩は、白トリュフ塩と黒トリュフ塩がありますが、どちらも価格はそれほど変わらないので、両方の味の違いを楽しんでみて。
カマルグの塩 黒トリュフ入り
フランス・プロヴァンスの黒いダイヤモンドと言われる、貴重な「チュベル・メラノスポルム」入りのトリュフ塩。塩はフランス・カマルグ産を使用しています。
トリュフ塩でチーズオムレツ
トリュフの香りでいつものオムレツがリッチに。 トーストにのせてオープンサンドにするのもいいですね。
フランスで作られている塩の数々いかがでしたか?
たかが塩とあなどることなかれ!
フランスの塩をほんのひとふりするだけで、いつもの料理の味がグンと良くなることうけ合いです。
フランスでポピュラーなフルール・ド・セルから、ハーブやトリュフの味を付けた調理塩まで。
料理に合わせて、キッチンに揃えておくと便利です。
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