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    あると実は便利!!銅鍋の正しい使い方とちょっとした豆知識

    昔はよく使われていた銅鍋。近年ではあまり聞かない…なんて方もいるのではないでしょうか。でも実は銅鍋ってとっても便利で、正しい使い方次第では、重宝しちゃうんです!あると実は便利!!銅鍋の正しい使い方とちょっとした豆知識をご紹介します。

    使い方の前に…銅鍋って?

    銅製の鍋のことです。銅鍋は熱伝導率、熱効率、熱保有量ともに 優れていて、料理に適した鍋のようです。こだわりの道具として名高い銅製の鍋。熱伝導が良く、熱を均一に伝える銅鍋は、 しゃぶしゃぶ鍋をはじめ、卵焼き器等、プロも愛用するほど、素晴らしい道具です。世界的にも愛されているようです。銅鍋は普通の鍋とは少し違うため、使い方に注意をする必要があります。

    銅鍋って危ないんじゃないの?

    銅鍋といえば…緑青が心配

    銅が酸化されることで生成する青緑色の錆のことで、銅青(どうせい)や銅銹(どうしゅう)とも言われているようです。銅鍋にできる緑青自体に毒性はありませんが、調理した後にすぐ取り出し、しっかりとお手入れをする必要があります。料理を長時間入れておくような使い方はせず、きちんと銅鍋の使い方を学べば安心して使用することが出来ますよ!

    銅鍋の使い方を学ぶ前の注意点…皮膜とは?

    お店で売られている銅鍋などの製品には、空気にふれて酸化するのを防ぐためにラッカーが塗ってあります。この皮膜を取り除かないで火にかけるような使い方をしていると、黒く焦げついてしまい、削り落としても表面に傷を残してしまいます。銅鍋を買ったあとは、皮膜も注意しないといけませんね!

    銅鍋はどういった点が便利なの?

    銅鍋は、熱伝導率が銀の次に高く、火の当たりが柔らかいため、あらゆる料理に向いています。お湯を沸かす他にも、揚げ物だってできてしまうかなりの優れものです。また、銅ということもあり、軽いのも特徴のひとつです。なので、女性でも簡単に持って調理をすることが可能なんですよ!使い方次第では、とても万能な鍋のようです。あとはしっかり使い方を学習していきましょう。

    正しい銅鍋の使い方

    使い方の前に準備すること

    〈皮膜の取り方〉
    銅鍋を使う前は、ソースか梅汁等につけて柔らかい布で表面を拭き取るか、マニキュア除光液(シンナー)を柔らかい布に含ませて、表面被膜をしっかり拭き取ることが大切です。

    〈銅鍋の内側の場合〉
    鍋、やかん…中に水を入れて煮沸します。
    卵焼き器やフライパン等…内側に油をなじませてから使用します。

    銅鍋の使い方としては、銅鍋は酸には弱いので、「トマトソース」や「甘露煮」はとくに、長時間入れておくのは避けた方が良いでしょう。また、空だきは銅鍋を傷めるようです。他には銅鍋が傷つかないよう、木べら等を使うのがベスト!使い方が細かいと思う方もいるかもしれませんが、これらの使い方をしっかり覚えておけば、特に心配することもなく、長く愛用することができそうですね!使い方を覚えて、長く愛用できる銅鍋を目指すのもいいかもしれません。

    銅鍋のお手入れ方法

    使い方の次はお手入れ方法です。銅は酸や塩素に弱いため、長時間料理を入れておくと味や色が変化することがあります。長く鍋に入れておく使い方をするのではなく、早めに別容器に移すのが良いようです。洗う際は台所用中性洗剤とスポンジで汚れを落とし、湯で仕上げ洗いをし水気を拭き取ります。金属タワシや粒子の粗いクレンザーは、鍋を傷つけ緑青の原因になるので使いません。

    キレイな使い方をしていても、どうしても銅鍋の外側も汚れてしまいます。そのような時は、銅鍋の外側を専用クリームか、粒子の細かいクリームクレンザーで一定方向に磨くと良いです。専用クリーナーがない時は、塩と酢、もしくはレモン汁を練って磨く方法も。この方法の場合は、塩分をきれいに落とし、空拭きは念入りに行います。料理の際の使い方もですが、外側もキレイな使い方を心がけましょう。

    銅鍋は正しい使い方をしていても、緑青が出る場合があります。緑青の出てしまった鍋は、やわらかいスポンジにクリームクレンザーをつけて強めにこすれば落とせるようですよ!※火にかけると外側がくすんだように変色します。これは、酸化皮膜で、緑青が出にくくなる働きがあります。使い方以外にも、このようなことがあるのを覚えておくといいかもしれませんね。

    銅鍋の使い方のまとめ

    如何でしたか?銅鍋の使い方はちょっと難しいかもしれません。しかし使い方をしっかりマスターすれば、長く愛用できる、とても便利な鍋だということがわかったかと思います。銅鍋の使い方を自分自身がしっかりと覚えて、家族や友人にも銅鍋の使い方を理解してもらい、ぜひ愛用してもらってはいかがでしょうか。銅鍋の使い方を覚えれば、きっと料理の幅も広がりますよ!

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